BT multi-interphone インプレ 激安バイク用インターコム(インカム)




BT multi-interphoneを買ってみた

BT multi-interphone BT multi-interphone


BT multi-interphoneはBluetoothを採用したモーターサイクル用インターコム。
バイク用インカムで有名なのは、「B+COM」や「スカラライダーG4」「SENA SMH10」なんかが有名なのですが、値段がすごく高いのであまり使わない人にはなかなか手が出ないのではないでしょうか。
そこで、安くてそこそこ使えるインカムを探していたところ、この「BT multi-interphone」を見つけました。

この「BT multi-interphone」はとにかく安いのが魅力です
通常のインカムの場合、大体2機セットで4万円〜6万円程度はします。ですが、この「BT multi-interphone」なら2機セットでなんと9,000円前後で楽天で買えちゃうんですよね。
ただし、この金額ですからもちろん中国で作っているものです^^;;。

まずは購入前にHPでいろいろ調べてみました。すると中国製だけあって不具合も結構ありそうな感じ。特に購入時の不具合が多いようです。
さすがに最初から壊れているのは勘弁して欲しいということで、6ヶ月の保証付きのものを人柱覚悟で購入することにしました。

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インプレッション その@ 外観など

まず「BT multi-interphone」の第一印象ですが
めちゃめちゃしっかりしてるじゃん!!

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写真でも分かるように、結構しかっりした作りになってます。
これには驚きです。安いし某国製なのでもう少し雑な作りかと思っていましたが、いい方に裏切られました。これなら十分使えそうです。
また一応生活防水となっていてますが、イヤホン接続部分は完全防水ではないようです。ですが少々の雨なら心配なさそうです。

さっそくヘルメットに取り付けます。最初はクリップで取り付けようと思ったのですがなんだがヘルメットに傷つきそうで止めました。両面テープでクリップを固定しようかとも思いましたが、使わない時もあるのでこれも止めました。
さて、どうしようかと思った時に、販売者さんのHPを参考に考え付いたのが100円ショップで売っていたIDカードについているストラップの活用。

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お、なかなかいいじゃん



でもこれだと、最初から付いているイヤホン付マイクだとちょっと使いにくそう。

そこで、こんなこともあろうかと「イヤホン声帯伝導型咽喉マイクロホン」も一緒に買っておきました。

BT multi-interphone BT multi-interphone


これで完成。

プレッション そのA 使ってみた

まずは2機のペアリングですが、私が買ったところは最初から充電&ペアリングがしてあるものでしたのでインカム同士のペアリングは不要でした。

次に携帯電話とのペアリングです。
使っている携帯電話は docomo の XPERIA arc ですが、日本語の説明書もついていたのですんなり接続できました。とても簡単です。

ペアリングもすんだので、次は音のチェックです。
まずは携帯の音楽をチェック。これは全く問題なし。思ったいたよりもかなりいい音です

次に、インカム同士の会話。
とりあえず子供に1台持たせて家の中で実験してみます。さすがに壁越しに話すとちょっと雑音が入ったりしますが、会話には十分でこれもまったく問題なし。

さらに本格的にチェックしようとバイクに乗っての電話です。
40キロ〜80キロ程の速度で会話をしてみました。最初のうちは、携帯の音量やインカム本体の音量をどれくらいにしていいのか分からず苦戦しましたが、調整が出来てしまえば80キロのスピードなら全く問題なく会話ができました

タンデムでの実験でも80キロ程度まではまったく問題ありませんでした。
(高速は使ってませんので80キロまでしか出していません。)

最後に総評ですが、値段を考えれば十分な性能だと思います。
とりあえず「タンデムの会話をしたい」「ナビの音や音楽を聴きたい」「バイクを運転中も電話に出たい」こんな用途ならこのインカムで十分です。
また高いインカムを購入するまでのつなぎとして購入するのもいいのではないでしょうか。

インプレッション そのB さらに使い込んでみた(約1年使用)

「BT multi-interphone」を購入してすでに約1年が経過しました。
この間に友人と10回ほどツーリングで使用してみました。そこで現在の「BT multi-interphone」の状況と、ツーリングでの使用感をインプレしてみます。

まず最初に今の「BT multi-interphone」の使用方法ですが、相変わらずヘルメットには付けていません。
じゃあ、どこに付けているのかというと実はベルトに付けています。「BT multi-interphone」にはベルトにつける機能なんかありませんので、100円ショップで買った結束バンド(何度でも再利用できるソフトタイプ)でベルトに固定しています。この結束バンドを使う前は、ベルクロの結束バンドを使っていたこともありました。もちろんこちらでも問題ありません。

  


購入当時は首からぶら下げていたのですが、やはりジャケットの中にしまっていると通話品質が悪くなること、さらにボタンが押しにくいということで最終的にはベルトにつけることにしました。ベルトにつけたことにより、常に「BT multi-interphone」が露出しますので通話品質は格段によくなりました

しかし、ベルトに付けることによってちょっとだけ問題が発生。それは「イヤホン声帯伝導型咽喉マイクロホン」のコードの長さです。さすがに腰からコードを伸ばすとコードに余裕があまりなく、身長約180センチの友人ではほとんどコードに余裕がありませんでした(それでも何とか使えてはいました)。
このコードの長さを解消する方法はないかと探したところ、100円ショップにありました。
スマートフォン用のマイクとイヤホンのコードを伸ばす延長コード。上の写真の真ん中右側に映っているのがそのコードです。

ちなみに下の写真が接続したときの「イヤホン声帯伝導型咽喉マイクロホン」。


なんだかどんどん進化していますよね。実は上記以外にもカナル型イヤホンにもちょっとだけ改良を加えて、フルフェイスのヘルメットやジェットヘルを被ってもイヤホンがずれないように工夫しています。

とりあえず現在の「BT multi-interphone」の上記のような感じです。

次にインプレッションです。
10回のツーリングは全て日帰りツーリングで、1回の走行距離は200〜300キロほど、実際の走行時間は4時間〜6時間くらいだと思います。
まずは電池ですが、これまで一度も電池切れはありませんので、電池に関しては商品の使用書どおりの性能だと思います。

次に音質ですが、まずはこのインプレの条件として、私と友人の両方ともがジェットヘルを使っている。さらに友人は「イヤホン声帯伝導型咽喉マイクロホン」を使用せず、純正のマイクとスピーカーを使用しています。

上記の条件で使用して、時速60キロまではまったく問題なくクリアな音質で会話ができます。これは私も友人も同じです。
60キロを超えたあたりから友人のマイクが少しずつ風切り音を拾いだします。また音も少し割れるようになってきます。それでも時速80キロくらいまでは会話はできます。(友人は時速80キロでも風切り音は聞こえないと言っていましたので、「イヤホン声帯伝導型咽喉マイクロホン」だと風切り音はほとんど問題とならないようです)
時速80キロを超えるとかなり風切り音と音割れが大きくなりますが時速100キロまではなんとか会話できます。(聞きとりづらいです)
時速100キロを超えると、何かしゃべっているのは分かりますが、聞きとるのはかなり難しいです。

商品の使用書には時速120キロまで使えますということですが、おそらく防音効果がしっかりしたかなりピッタリのフルフェイスのヘルメットじゃないと120キロでは会話は難しいと思います。(タンデムなら、そこまでシビアじゃなくても可能かもしれません)

さすがに2機セットで1万円以下のインカムですので、これ以上の性能を要求するのは酷だと思います。
私が使ってみて、実際にこの値段でこれだけ使えればすごいと思いますし、すでに十分元は取っていると思っています。
これならわざわざ高いインカムを買う必要はないんじゃないかと思います。見栄で高いのじゃないと嫌という人もいると思いますが^^;。

「BT multi-interphone」は個人的にはかなりおすすめできるインカムでした。

インプレッション その他

さて、このインカムの私の使い方ですが、ソロでツーリングしている時にはスマホの音楽とナビを聞いています。
スマホのナビは、音楽の途中で割り込んでくれるのでとても便利です。

あとは車との並走でも使っています。家族旅行なんかの時に、嫁と子供は車、私はバイクなんてときにも使っています。
これ以外にも、実際にはまだ使っていませんが、スキーやアウトドアなんかでも使えるなと思っています。

「イヤホン声帯伝導型咽喉マイクロホン」を購入したのもいろいろな用途で使えると思ったからです。

「イヤホン声帯伝導型咽喉マイクロホン」はこちらのお店で買えます

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使い方

最初にインカムをフル充電してください。約3時間で充電完了です。
充電中はLEDが赤く点灯します。充電が完了するとLEDが消えます。

電源のON:OFF
ヘルメットのマークのボタンをLEDが青く点灯するまで長押し(約5秒)するとONになり、切る時は同じボタンをLEDが消えるまで長押し(約5秒)するとOFFになります。


インカム同士のペアリング
@2台のインカムのヘルメットマークのボタンをLEDが赤と青の点滅をするまで同時に長押し(約10秒)します。(赤と青の点滅になったらボタンを押すのを止める)
Aどちらか片方のインカムのヘルメットマークのボタンを押す。約5秒後に両方のインカムのLEDが青のみの点滅になればペアリング終了です
B両方のインカムのLEDが青のみの点滅にならなければペアリングは失敗です。この場合は両方のインカムをリセットしてやり直し。
Cペアリングができていれば、ヘルメットメークのボタンを押すと通話開始、もう一回押すと通話終了となります。

携帯電話とのペアリング
@携帯電話のBluetooth機能をONにする
AインカムのヘルメットマークボタンをLEDが赤と青の点滅になるまで長押し(約10秒)
B携帯電話にデバイスが表示されるのでそれを選択
Cパスワードが求められたら”0000”と入力

購入は保証付きがお勧め

この「BT multi-interphone」は中国の製品。

いろいろ調べると初期動作不良や使って1,2ヶ月で不具合が発生したなんてのも良く見かけます。
この商品を売ってるところを調べてみると、製品到着後3日とか1週間しか保証がないところも多いです。
商品到着後3日や1週間では保証がないのとほとんど変わりません。
保証期間のあとで壊れたら買いなおしになって、最初から保証付きのを買えば良かったということにもなりかねません。

せっかくお金を出して買うのですからやっぱり保証付きがお勧めです。
また日本語のマニュアルもあるといいですね。


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